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ります。
そういう意味で政治的には難しい時期−今年いっぱい中間報告を更に深めて、新しい答申というものを出そうという、そういう時期にあたって府県、市町村そして住民の立場に立って何をやるかが問われる。鈴木健二さんも住民意識ってものが一番大切だということを、最後の結びにされたわけですけれども、今日、皆さん方と一緒に考えてみたい、そういうふうに思います。
ちょっと話しが長くなって申し訳ありませんでしたが、それでは最初のセクションに入りたいと思います。
はじめに先ほども申し上げましたように、この分権というものの、未来像、あるいはこの分権化社会というものをどうイメージしていらっしゃるかということをパネラーからうかがい、そしてその中で何が本当の障害なんだろうかという点についてもふれれば、ふれていただきたい。時間が3分とか5分とか短い時間で最初の話しをうかがうのは、非常に恐縮なんですが、そういうふうにお願いしたいと思います。それではアイウエオ順で、岩崎さんからお願いしたいと思います。

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岩崎
「地方分権」という言葉を聞いて最初に考えるのは、自分達のことは自分達で決めるということです。より具体的にこれをいくつかのキーワードで言いかえてみたいと思います。
まず第一が「自由と責任」、自由の裏には必ず責任があるわけで、決める自由を得るかわりに、それに対する責任も取るということです。野放しの自由というのはあるわけないですから、責任を取りたくない場合は自由も主張するなという、逆に言えばそういうことです。しかし、人間はロボットではないわけですから、決められたことをそのまま無条件にやるっていうか、ただやらされるよりは、やはり自分達に関わることへの決定に参画するということは、非常に重要なことだと思います。ですから「自由と責任」ということを、分権の第一のキーワードとしてあげたいと思います。
第二のキーワードは「現場」。それは現場主義、現場感覚、どういうふうに使われても結構なんですが、いわゆる現場なんですね。決められたことを、ただ実行するというときの、決められるっていうのは、ピラミッド構造のもとで上が決めて、下が実行するという、こういう感じですよね。この発想っていうのは上から下へ流れますよね。そうではなくて、現場から見る、ということでベクトルとか動きが逆になるわけですね。現場は現実に直面した場であり、何か対応が必要とされています。その対応が現実から離れたものとならないためには、五感の働く次元で対応をきめられることが重要です。
ですから現場っていうのが、地方分権の非常に重要なキーワードに

 

 

 

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